特別企画 放射線科スーパーセレクション2021 この発表,この着眼点に注目!
Grad–CAMを用いたブラックボックスの解明−人工知能は肺癌CTのどこをみているのか?−
梁川 雅弘
1
1大阪大学大学院医学系研究科 放射線統合医学講座 放射線医学教室
キーワード:
肺腺癌(adenocarcinoma)
,
人工知能(artificial intelligence)
,
Grad–CAM
Keyword:
肺腺癌(adenocarcinoma)
,
人工知能(artificial intelligence)
,
Grad–CAM
pp.464-468
発行日 2021年4月26日
Published Date 2021/4/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000635
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
人工知能は,複雑な問題に対しても解決できるような仕組みになっているが,その診断過程はブラックボックスである。本稿では,肺腺癌の診断に対する人工知能の応用や,その診断過程で人工知能が着眼した部位の視覚化など,研究結果を交えながら紹介する。今後,人工知能の診断過程のホワイトボックス化は,われわれが取り組むべき課題の1つと思われる。
Copyright © 2021, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.