特集 画像診断における脂肪の意味:存在からその意義まで
婦人科疾患
竹内 麻由美
1
,
松崎 健司
1,2
,
原田 雅史
1
1徳島大学医学部 放射線科
2徳島文理大学 診療放射線学科
pp.300-307
発行日 2020年3月26日
Published Date 2020/3/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000167
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婦人科疾患の画像診断において脂肪組織の同定は奇形腫や脂肪平滑筋腫など,特異的な診断の鍵となることがあり,さまざまな脂肪抑制法を適宜使い分ける必要がある。また,莢膜細胞腫などで認める細胞内の脂肪滴や悪性腫瘍の壊死に起因する脂質の検出も診断の一助となる。女性骨盤部領域における脂肪の検出と脂肪抑制法の意義について概説する。
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