喫茶ロビー
エンタメは楽し
-―舞台を「観る」から「診る」へ
山下 敏彦
1
1札幌医科大学理事長/学長
pp.1054-1054
発行日 2025年9月1日
Published Date 2025/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei76_1054
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- 文献概要
私は元来,根っからのミーハー,テレビっ子であり,高校時代(受験期を含む)には「カックラキン大放送」(日本テレビ系列),大学~研修医時代は「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系列)をほぼ毎週欠かさず観ていた.それが高じて,近年はミュージカル,コンサート,演劇などの舞台鑑賞が趣味になっている.札幌にはメジャーなステージはなかなか来ないので,東京,大阪,時に福岡などまで足を延ばす.「レ・ミゼラブル」,「ミス・サイゴン」,「ジキルとハイド」など何度も観て,そのたびに感動に打ち震えている.最近は,タカラジェンヌの主治医をしておられる,ある高名な先生のお計らいで宝塚歌劇団のステージを拝見する機会をいただき,その目くるめく非日常的世界の沼にはまりそうになっている.
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