整形トピックス
高解像度末梢骨用定量的CT(HR-pQCT)
白石 和輝
1
,
千葉 恒
1
,
尾﨑 誠
1
1長崎大学整形外科
pp.1134-1134
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_1134
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高解像度末梢骨用定量的CT(high-resolution peripheral quantitative CT:HR-pQCT)は,ヒト生体に使用できるCTとしてはもっとも高い解像度を有する四肢骨用CTであり,非侵襲的に骨微細構造の解析が可能である.2004年にスイスで開発され,本邦では,2015年に長崎大学が第二世代HR-pQCT(XtremeCT Ⅱ:Scanco Medical社)を導入して以降,現在までに3台導入されている(図1).本稿では,HR-pQCTの特徴と,その有用性を紹介する.
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