Japanese
English
臨床室
生物学的製剤で加療した超高齢発症関節リウマチの1例
Treatment with biologics for a super elderly rheumatoid arthritis patient:report of a case
前田 ひづき
1
,
若林 弘樹
1
,
長谷川 正裕
1
,
湏藤 啓広
1
H. Maeda
1
,
H. Wakabayashi
1
,
M. Hasegawa
1
,
A. Sudo
1
1三重大学大学院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Mie University Graduate School of Medicine, Tsu
キーワード:
RA
,
elderly-onset RA
,
abatacept
Keyword:
RA
,
elderly-onset RA
,
abatacept
pp.38-41
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei74_38
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関節リウマチ(RA)患者の予後は近年改善しており1),また60歳以上で発症するelderly-onset RA(EORA)も年々増加傾向である2).わが国の高齢化もすすんでいるようにRA患者の高齢化も近年大きな問題となっている.そのようななかであっても90歳以上の超高齢患者に対するRA治療は報告が少なく,生物学的製剤を含む治療薬の選択について明確な基準は定まっていない.本稿では,91歳で生物学的製剤導入にいたった1例を報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2023