Japanese
English
経験と考察
腰仙椎固定後の偽関節に対する手術
Surgery for nonunion after lumbosacral fixation
小島 利協
1
,
武村 憲治
1
,
柏崎 裕一
1
,
河合 孝誠
1
,
大藤 勇樹
1
T. Kojima
1
,
K. Takemura
1
,
Y. Kashiwazaki
1
,
K. Kawai
1
,
Y. Oto
1
1磯子中央病院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Isogo Central Hospital, Yokohama
キーワード:
nonunion
,
lumbosacral fixation
,
surgery
Keyword:
nonunion
,
lumbosacral fixation
,
surgery
pp.1249-1253
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei74_1249
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は じ め に
腰仙椎固定はほかの腰椎椎間固定と比較して骨癒合率が低く偽関節になりやすい.十分な骨癒合が得られなくても椎間不安定性が軽度で神経症状がなく,日常生活動作(ADL)に支障がなければ偽関節手術は行われない.臨床症状が高度となり腰仙椎偽関節に対して手術的治療が必要となった場合に,当科では既存のインストゥルメントを抜去して入れ替える再置換手術,またはロッド切断連結手術を行っている.本稿では腰仙椎偽関節手術例を検討し,その要因と手術方法,予防について考察した.
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