学会を聞く
第14回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会/第48回日本整形外科スポーツ医学会
横矢 晋
1
S. Yokoya
1
1広島大学大学院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Graduate School of Biomedical and Health Sciences, Hiroshima University, Hiroshima
pp.1313-1316
発行日 2022年11月1日
Published Date 2022/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei73_1313
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1.は じ め に
2022年6月16日(木)~18日(土)に札幌コンベンションセンター(札幌市)で,遠山晴一会長(北海道大学大学院保健科学研究院リハビリテーション科学分野)および岩崎倫政会長(北海道大学大学院整形外科)のもと,第14回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)と第48回日本整形外科スポーツ医学会学術集会(JOSSM)が合同で開催された(JOSKAS-JSOSSM 2022)[図1].本学会は2023年からJOSKASとJOSSMが合併することがすでに決定している関係で2020年よりJOSKAS-JOSSM combined meetingとして開催されており,今年で3回目である.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の幾度と繰り返されている流行により,多くの学会が影響を受けており,本学術集会も現地+オンデマンド配信というかたちでの開催であった.幸い今年に入って流行したオミクロン株は感染力は強いものの重症化リスクが低いとのことで,政府の行動抑制がなかったこともあり,私も約2年ぶりに飛行機に乗って札幌に行き現地参加してきたので,現地会場の状況をふまえて報告する.
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