Japanese
English
臨床室
陳旧性の踵骨前方突起骨折に対して骨接合術を施行しスポーツ復帰した1例
Returned to sports by internal fixation after old fracture of anterior process of calcaneus:report of a case
浅香 康人
1
,
関 展寿
1
,
加茂 啓志
2
,
木戸 忠人
2
,
奥山 幸一郎
2
,
宮腰 尚久
3
Y. Asaka
1
,
N. Seki
1
,
K. Kamo
2
,
T. Kido
2
,
K. Okuyama
2
,
N. Miyakoshi
3
1秋田労災病院リハビリテーション科
2秋田労災病院整形外科
3秋田大学大学院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Akita Rosai Hospital, Odate
キーワード:
anterior process of calcaneus
,
internal fixation
,
sports
Keyword:
anterior process of calcaneus
,
internal fixation
,
sports
pp.1052-1055
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei73_1052
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踵骨前方突起骨折は初診時に見逃されることの多い骨折であり1),陳旧例となってから診断されることも少なくない.しばしば手術が行われるが,症例に応じて骨片切除や骨接合術を行った報告が散見され,治療方法は統一されていない.本稿ではアスリートの陳旧性の踵骨前方突起骨折に対して骨接合術を施行し,競技に完全復帰した症例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2022