Minimally invasive spinal treatment手技で使用するコンプレッサーの形態の比較

Comparison of compressor shape using for minimally invansive spinal treatment technique

は じ め に

　後方腰椎椎体間固定術において，コンプレッサーにより椎体間に圧迫力をかけ，十分に局所前弯を獲得することは，良好な手術結果を得るために重要な操作である^1）．Minimally invasive spinal treatment（MIST）手技で使用する機械において，椎弓根スクリューの形状や特徴，刺入方法などを検討し機種を選択する方法は報告されているが^2,3），コンプレッサーやディストラクターの違いによる手術手技についての報告は少ない．本研究でわれわれは，経皮的椎弓根スクリュー（percutaneous pedicle screw：PPS）システムに付属しているコンプレッサーの違いについて検討したので報告する．