Japanese
English
臨床室
ビスホスホネート製剤使用中の尺骨に発生した非定型骨折所見の1例
A case of atypical ulna fracture associated with bisphosphonate therapy
吉田 勇樹
1
,
吉田 進二
1
,
木瀬 英喜
1
,
小林 紘樹
1
,
高橋 勇一郎
1
,
吉川 寿一
1
,
清水 健太郎
1
Y. Yoshida
1
,
S. Yoshida
1
,
H. Kise
1
,
H. Kobayashi
1
,
Y. Takahashi
1
,
T. Yoshikawa
1
,
K. Shimizu
1
1佐野厚生総合病院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Sano Kosei General Hospital, Sano
キーワード:
ulna
,
atypical fracture
,
BP
Keyword:
ulna
,
atypical fracture
,
BP
pp.222-227
発行日 2019年3月1日
Published Date 2019/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei70_222
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非定型骨折は,近年,ビスホスホネート(BP)製剤をはじめとする骨吸収抑制薬での骨粗鬆症治療の普及により,大腿骨での発生頻度が経年的に増加している.大腿骨以外の部位でも非定型骨折の所見が散見されるようになり,今回われわれはビスホスホネート製剤を長期内服していた患者に軽微な外傷で発生した非定型骨折様の尺骨骨幹部骨折を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019