特集 ん? となる感染症―いつものパターンから外れたら
[Chapter 3] 治療で「ん?」
抗菌薬アレルギー歴を訴える患者
片山 真穂
1,2
1東京大学医学部附属病院 感染症内科
2自治医科大学 感染症学部門
キーワード:
抗菌薬アレルギー
,
de-labeling
,
交差反応
Keyword:
抗菌薬アレルギー
,
de-labeling
,
交差反応
pp.1217-1221
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_1217
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★★★不正確な抗菌薬アレルギーは,適切な抗菌薬使用の回避,薬剤耐性菌の増加,入院期間の延長,さらには死亡率の上昇に直結する重大な課題である.
★リスクの階層化および薬剤誘発試験を通じた不正確な抗菌薬アレルギー登録を解除する介入が,非専門医においても推奨されている.
★★交差反応は,化学構造(とくにR1側鎖)の共通性に基づく判断を要する.ペニシリンとセファロスポリンの交差反応率は従来考えられていたよりも低く,適切な薬剤選択により治療アウトカムの向上が期待できる.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容

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