特集 患者さんからよく尋ねられる内科診療のQuestion
第2章 呼吸器
[56歳男性,間質性肺炎疑い,鳥特異的IgG陽性]過敏性肺炎の可能性があると言われました.生活環境にどこまで気をつけるべきでしょうか?
岡本 師
1
1東京医科歯科大学 呼吸器内科/長寿・健康人生推進センター
pp.626-628
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika133_626
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お答えします
原因と考えられる物質(吸入抗原)を同定することが過敏性肺炎の治療にとても重要です.そのような吸入抗原があれば,日常生活から徹底的に避ける必要があります.過敏性肺炎が確定していなくても,本疾患が疑われる場合には,疑わしい吸入抗原を避けて生活をしてください.
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