急性心不全

Summary

▪急性心不全はさまざまな観点から分類される．

▪急性心不全の診断にはFramingham基準，BNPをはじめとする血液検査，胸部X線，心エコー図検査などが有用である．

▪急性心不全の初期対応は病態を的確に把握し，早期介入を行い，急性期治療へと引き継ぐことを目的とする．

▪初期対応後に組織低灌流，うっ血の評価による病態の変化を再評価し，適宜修正を行うことが重要である．

▪感染性心内膜炎（IE）は，的確な診断・治療が予後に大きく寄与する．