特集 リンパ腫診療―診断の入り口から治療まで
Overview
リンパ腫のWHO分類
大島 孝一
1
1久留米大学医学部病理学
キーワード:
リンパ腫WHO分類
,
B細胞性リンパ腫
,
T細胞性リンパ腫
,
Hodgkinリンパ腫
Keyword:
リンパ腫WHO分類
,
B細胞性リンパ腫
,
T細胞性リンパ腫
,
Hodgkinリンパ腫
pp.193-199
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika128_193
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Summary
▪リンパ腫は形態,臨床像,免疫染色,染色体,遺伝子解析による総合的な診断が必要である.
▪臨床病態に密接に関連した病因(ウイルス,染色体,遺伝子,年齢,部位など)を加味して分類されている.
▪分類の大枠はB細胞性リンパ腫,T細胞性リンパ腫,Hodgkinリンパ腫である.
▪発育様式は,年単位か,月単位か,週単位かを考慮する必要がある.
▪悪性リンパ腫の分類は,予後を予測し治療戦略を立てることにおいて非常に重要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2021