連載 プライマリーケア医のがんの診かた ~かかりつけ患者さんのがんと共にたたかうために~
第26回(最終回) これからのプライマリーケア医のがん診療に向けて
公平 誠
1
1公平病院腫瘍内科
pp.1005-1010
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika126_1005
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がん患者さんの視点で考えてみたときに,自分のがん診療について関心をもってくれるプライマリーケア医がいることはとても安心感があると考えられます.医師も患者さんも,がん診療は特別なものという意識があるかもしれません.患者中心の医療やケアを実現するためには,患者さんのことをよく理解していて,中長期的に継続的に支えてくれる医療チームが必要です.
本稿では,本連載の最終回として,「がん患者さんのpatient journeyとプライマリーケア医の関わり」のまとめを行いたいと思います.
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