特集 検査値を読む2020
11章 肝・胆道機能検査
総ビリルビン(直接,間接ビリルビンを含む)
佃 曜子
1
,
須田 剛生
2
1市立札幌病院消化器内科
2北海道大学大学院医学研究科内科学講座消化器内科学分野
pp.713-713
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika125_713
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総ビリルビンとは
ビリルビン(Bil)は,ヘモグロビンが網内系で分解されて生成される色素であり,生成された間接Bil(I-Bil,非抱合型)は血中でアルブミンと結合して肝に運搬され,グルクロン酸抱合を受け直接Bil(D-Bil,抱合型)となる.
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