特集 皮疹から疾患を考える
座談会
皮膚科医から内科医にお伝えしたいこと
帆足 俊彦
1
,
多田 弥生
2
,
菅谷 誠
3
,
矢野 正一郎
4
1日本医科大学付属病院皮膚科
2帝京大学医学部附属病院皮膚科
3国際医療福祉大学市川病院皮膚科
4やえす日本橋ヒフ科
pp.455-464
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika125_455
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帆足 本来,内科疾患は内科医,皮膚疾患は皮膚科医が対応しますが,臨床の現場では,内科医が皮膚科領域の相談を受けることや,逆に皮膚科医が内科領域の症状について聞かれることもあります.
本日は,大学病院に勤務されている多田弥生先生,大学病院の関連病院にて一般病院寄りの立ち位置で診療なさっている菅谷 誠先生,皮膚科単科のクリニックを開業されている矢野正一郎先生にお集まりいただき,私を含め4名の皮膚科医により,内科の先生方が皮膚疾患を診る際にお願いしたいこと,とくに皮膚科医へご紹介いただく際のポイントを中心にお話ししたいと思います.
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