特集 内科医として “足” を診る―靴下をとって足病変を見逃すな!
Overview
内科疾患と足の関節病変
菊地 英豪
1
1河北総合病院総合診療科
キーワード:
痛風性関節炎
,
CPPD沈着症候群
,
関節リウマチ
,
daylight sign
Keyword:
痛風性関節炎
,
CPPD沈着症候群
,
関節リウマチ
,
daylight sign
pp.2235-2239
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika124_2235
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Summary
▪下肢の関節を診察することで診断にいたる内科疾患は意外と多い.
▪リウマチ科医ですら「足,足趾の関節」の診察は疎かになりがちである.
▪ここぞというときには患者の靴下を脱がせて診察を行うべきである.
▪関節炎の患者を診たときは「化膿性関節炎」を一度は鑑別にあげるべきである.
▪身体所見のみでははっきりしなくても,単純X線検査で診断にいたる疾患も多い.
© Nankodo Co., Ltd., 2019