特集 内科医に求められる他科の知識―専門家が伝えるDo/Don’t
第6章 皮膚科
皮膚科領域
-この5年の進歩
佐伯 秀久
1
1日本医科大学付属病院皮膚科
pp.1918-1919
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika124_1918
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内科医がみることの多い代表的な皮膚疾患としてアトピー性皮膚炎,蕁麻疹,乾癬,薬疹,接触皮膚炎,さらにトピックスとして褥瘡,悪性黒色腫を取り上げて,それぞれの疾患の第一人者の先生方に解説をお願いした.皮膚科領域の最近5年間の進歩として,各種疾患で分子標的治療薬による治療が導入ないし進展していったことがあげられる.本稿では,アトピー性皮膚炎,蕁麻疹,乾癬,悪性黒色腫を取り上げて,それぞれの疾患での分子標的治療薬による治療を概説する.
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