特集 内科医に求められる他科の知識―専門家が伝えるDo/Don’t
第2章 眼 科
TOPICS
白内障治療の革新
平沢 学
1
,
ビッセン宮島 弘子
1
1東京歯科大学水道橋病院眼科
pp.1835-1835
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika124_1835
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超高齢化社会が到来しているわが国では,年間150万件以上の白内障手術が行われている(2019年時点).現在の白内障手術は,超音波装置による混濁した水晶体の乳化・吸引と,眼内レンズの挿入を一連の手術で実施する “水晶体再建術” が一般的であるが,白内障手術の精度や再現性をさらに向上させ,より良好な視機能を提供できる技術が導入されつつある.前者の代表がフェムトセカンドレーザーであり,後者の代表が老視矯正眼内レンズである.本稿ではそれぞれの概要について触れる.
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