特集 神経疾患の現在とこれから
座談会
神経疾患診療の地域社会との関わりを考える
﨑山 快夫
1
,
國本 雅也
2
,
丸木 雄一
3
,
望月 葉子
4
1自治医科大学附属さいたま医療センター脳神経内科
2くにもとライフサポートクリニック
3社会福祉法人シナプス埼玉精神神経センター
4東京都立北療育医療センター内科・神経内科
pp.1337-1345
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika123_1337
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
﨑山 日本は未曽有のスピードで高齢化社会を迎えています.これを受けて,厚生労働省では地域包括ケアシステムの構築を推進しています.医療行政もさまざまな変革が始まっており,神経疾患診療についても地域社会との関わりが重視されてきているように思います.
また,小児期発症の疾患を有する患者さんの移行期医療についても,今後は成人診療科で引き継ぎ,地域でみていく施策がなされていくと思われます.神経疾患を取り巻く環境が変化してきているなか,本日はそれぞれの第一線でお仕事をされている先生方にお越しいただきました.
© Nankodo Co., Ltd., 2019