特集 もっとうまくいく! 病診連携の「伝え方」―わかりやすく伝えるための診療情報提供書作成のコツ
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    第Ⅱ章 <診療科別>コンサルトのポイント
                                    A.総合診療科へコンサルト
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    1.急な発熱
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                上原 由紀
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1順天堂大学感染制御科学/総合診療科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.462-464
                
                
                
                  発行日 2018年9月1日
                  Published Date 2018/9/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_462
                
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本症例では,紹介元のさらに前に受診した医療機関で処方されたクラリスロマイシンに対するアレルギーとして皮疹や肝障害が生じている可能性を考え,またクラリスロマイシンを中止しても元の疾患(おそらくウイルス性上気道炎と推察される)に悪影響を与えないことを考慮のうえ,これを中止して経過をみることとなった.紹介先における血液検査では,紹介元で実施された3日前の結果と比較してASTとALTのわずかな上昇を認めたが,クラリスロマイシン中止後1週間後に再診したところ,皮疹は軽度の色素沈着を残すのみでほぼ消失,ASTやALTも改善に向かっていた.

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