特集 もっとうまくいく! 病診連携の「伝え方」―わかりやすく伝えるための診療情報提供書作成のコツ
第Ⅰ章 困った事例と,書き方のコツ
B.対応に苦慮する事例
4.「認知症疑い」なのに認知機能低下をきたす薬剤が多数処方されている
古和 久朋
1
1神戸大学大学院保健学研究科
pp.447-448
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_447
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本邦の認知症患者数は500万人を超え,今後も増加が予想されることから,認知症患者の診療は日本認知症学会や日本老年精神医学会の認定専門医だけでは到底及ばない.国としても認知症サポート医などの制度を設けているが,一般臨床医の認知症への対応力を向上させることが急務である.
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