特集 もっとうまくいく! 病診連携の「伝え方」―わかりやすく伝えるための診療情報提供書作成のコツ
第Ⅰ章 困った事例と,書き方のコツ
B.対応に苦慮する事例
3.紹介状をみて初めて「結核疑い」であることが判明
冨島 裕
1
1聖路加国際病院呼吸器内科
pp.443-445
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_443
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咳嗽の原因として肺結核症の疑いがあるとわかった時点で,この症例は医学的に診療がうまくできている.なぜならば結核症で一番難しいのは,結核症を鑑別に入れることだからだ.疑うことができれば,その先の診断や治療は十分に確立している.
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