特集 内科医が診る関節痛・腰痛―リウマチ学の原点に戻る
Overview
内科医が診る筋骨格症状
大西 誠
1
,
澤田 直哉
1
,
高杉 潔
1
Makoto ONISHI
1
,
Naoya SAWADA
1
,
Kiyoshi TAKASUGI
1
1千寿会道後温泉病院リウマチセンター・リハビリテーションセンター内科
キーワード:
リウマチ性疾患
,
関節リウマチ
,
関節内科
Keyword:
リウマチ性疾患
,
関節リウマチ
,
関節内科
pp.371-378
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_371
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Summary
▪リウマチ性疾患を診察する内科医は,整形内科あるいは関節内科という感覚で関節の診療にあたる必要がある.
▪関節の診察においては,関節腫脹,関節痛,捻髪音,皮膚変化,可動域,不安定性・変形を観察する必要がある.
▪各関節の診察にあたっては,その解剖学的構造を理解したうえで行う必要がある.
▪障害や日常生活動作への影響が推測される場合には装具やスプリントの作成を考える.
▪疾患活動性のコントロールのみならず各関節の障害を最小限に抑える努力をする必要がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2018