特集 すぐそこにある心血管エマージェンシー
緊急検査各論:問診よりも検査が先ということもある
CT
元山 貞子
1
,
松本 良太
2
,
皿井 正義
1
Sadako MOTOYAMA
1
,
Ryota MATSUMOTO
2
,
Masayoshi SARAI
1
1藤田保健衛生大学循環器内科
2藤田保健衛生大学病院放射線部
キーワード:
急性冠症候群
,
大動脈解離
,
肺血栓塞栓症
,
CT
Keyword:
急性冠症候群
,
大動脈解離
,
肺血栓塞栓症
,
CT
pp.1249-1253
発行日 2017年12月1日
Published Date 2017/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika120_1249
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Summary
▪胸痛3大疾患である急性冠症候群,大動脈解離,肺塞栓症は,いずれも生命に関わる疾患である.
▪急性冠症候群の中・低リスク群には冠動脈CTが有用だと思われる.
▪大動脈解離,肺血栓塞栓症の確定診断には造影CTが必須である.
▪いずれも早期診断・治療方針の決定のため,CTは重要な検査方法である.
© Nankodo Co., Ltd., 2017