特集 内科医と睡眠障害―睡眠障害の診断と治療をプライマリ・ケアに
不眠の原因と治療
レストレスレッグス症候群と周期性四肢運動障害
鈴木 圭輔
1
,
鈴木 紫布
1
,
松原 健朗
1
,
椎名 智彦
1
,
平田 幸一
1
Keisuke SUZUKI
1
,
Shiho SUZUKI
1
,
Takeo MATSUBARA
1
,
Tomohiko SHIINA
1
,
Koichi HIRATA
1
1獨協医科大学神経内科
キーワード:
レストレスレッグス症候群
,
周期性四肢運動障害
,
不眠
Keyword:
レストレスレッグス症候群
,
周期性四肢運動障害
,
不眠
pp.1049-1055
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika120_1049
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
▪不眠症患者においてレストレスレッグス症候群(RLS)や周期性四肢運動障害(PLMD)の鑑別は重要である.
▪前者は主に下肢の不快感を伴う動かしたいという衝動により入眠困難をきたし,後者は主に睡眠中の下肢の周期性,律動的な不随意運動により中途覚醒をきたし,双方ともに睡眠関連運動障害に分類される.
© Nankodo Co., Ltd., 2017