まい・てくにっく
Frozen elephant trunk留置のコツ
井上 陽介
1
,
松田 均
1
,
北村 律
2
1国立循環器病研究センター血管外科
2自治医科大学心臓血管外科
pp.174-175
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu79_174
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Stanford A型急性大動脈解離(Stanford type A acute aortic dissection:AAAD)に対する初回術式は,遠隔期に影響する重要な因子である.下行大動脈偽腔開存型症例に対してはオープンステントグラフトをelephant trunkとして用いるfrozen elephant trunk(FET)法を用いることで,再手術回避率の改善が期待できる1).近年は従来の分離型オープンステントグラフトではなく,4分枝人工血管も縫着された一体型オープンステントグラフトも使用可能となっている.しかし一体型であるがゆえに,誤った留置を行うと屈曲や拡張不良による下半身血流を惹起する.本稿では誌面の関係上,Thoraflex Hybrid(テルモ社)を用いた上行弓部置換およびFET法についてのみ詳述したい.
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