1枚のシェーマ
11年前に行った心房性僧帽弁逆流の手術
澤﨑 優
1
1小牧市民病院心臓血管外科
pp.110
発行日 2022年2月1日
Published Date 2022/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu75_110
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本例は2011年に行った手術で,僧帽弁逆流(MR),三尖弁逆流(TR),巨大左房,右房,心房細動の症例で,図1は左心耳を含む左房のリング状切除による左房縫縮のシェーマである.心房中隔も右房も縫縮し,僧帽弁と三尖弁はリングで弁輪縫縮した.左房径は術前80 mmが術後40 mmと正常化し,心房細動も除細動された.
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