リレーエッセイ “がん看護CNS”奮闘中! ~活動の場の開拓について考える~ 【2】
第2回 外来での活動の場を開拓する
遺伝看護との出会いからがんゲノムというがん医療の進歩の中で
日下 咲
1
Saki HINOSHITA
1
1兵庫県立がんセンター看護部/がん看護専門看護師
pp.270-271
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango27_270
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自己紹介
筆者は,兵庫県立がんセンターで4年の臨床経験を積む中で,さまざまな困難な状況を抱える乳がんや肺がんの患者さんとかかわり,意思決定や症状緩和など困難事例を支援できる力を身につけたいと考え,がん看護専門看護師(OCNS)を目指しました.修士課程で「遺伝看護」に関心をもち,サブスペシャリティの1つとして取り組むことにしました.2013年にOCNSの認定を受け,病棟,外来,緩和ケアセンターでの臨床経験を経て,現在は外来に所属し,各科の診療や遺伝外来,がんゲノム医療外来で患者さんとかかわりながら,意思決定支援や多職種連携に力を入れています.
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