Japanese
English
症例
右側方リンパ節に転移を認めたまれなS状結腸腺神経内分泌細胞癌の1例
A case of mixed adenoneuroendocrine carcinoma of the sigmoid colon with synchronous lateral lymph node metastases
石部 良平
1
,
中薗 俊博
1
,
安村 拓人
1
,
樋渡 啓生
1
,
永田 祐貴
1
,
畠中 真吾
2
R. Ishibe
1
,
T. Nakazono
1
,
H. Yasumura
1
,
A. Hiwatashi
1
,
Y. Nagata
1
,
S. Hatanaka
2
1川内市医師会立市民病院外科
2済生会川内病院病理診断科
キーワード:
S状結腸腺神経内分泌細胞癌
,
側方リンパ節転移
,
化学療法
Keyword:
S状結腸腺神経内分泌細胞癌
,
側方リンパ節転移
,
化学療法
pp.767-771
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_767
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに 大腸腺神経内分泌細胞癌(MANEC)は神経内分泌細胞癌(NEC)と腺癌が混在した比較的まれな疾患で,発見時には進行症例が多く予後不良とされている1).今回われわれは,右側方リンパ節転移を認めたS状結腸MANECに対して集学的治療を行ったものの,初回治療より3年2ヵ月で死亡した症例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019