Japanese
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特集 消化器疾患に対する機能温存・再建手術
III. 肝胆膵領域
13. 膵温存十二指腸切除術
Pancreas-sparing duodenectomy
小泉 大
1
,
佐田 尚宏
1
M. Koizumi
1
,
N. Sata
1
1自治医科大学消化器・一般外科
キーワード:
膵温存十二指腸切除術
,
十二指腸低悪性度腫瘍
,
十二指腸早期癌
Keyword:
膵温存十二指腸切除術
,
十二指腸低悪性度腫瘍
,
十二指腸早期癌
pp.581-584
発行日 2019年4月25日
Published Date 2019/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_581
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内視鏡検査の進歩とスクリーニング検査の増加に伴い,十二指腸病変が発見される機会が増加し,低悪性・早期悪性病変も増えている.これに伴い,内視鏡的切除が困難な腫瘍に対して縮小手術を施行する機会が増加している.膵頭十二指腸領域の縮小手術では,十二指腸・胆管の血流や膵頭部の動静脈に配慮した難度の高い繊細な手術手技が求められる1).本稿では,膵温存十二指腸切除術(pancreas-sparing duodenectomy:PSD)の手術手技の要点について述べる.
© Nankodo Co., Ltd., 2019