症例
2年間以上無症状で経過した十二指腸異物穿孔の1例
石山 廣志朗
1
,
野村 尚
1
,
福島 紀雅
1
,
飯澤 肇
1
1山形県立中央病院外科
キーワード:
十二指腸
,
異物穿孔
,
腹腔鏡
Keyword:
十二指腸
,
異物穿孔
,
腹腔鏡
pp.1083-1086
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka79_1083
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はじめに 消化管異物穿孔は急性の経過をたどるのが一般的であり,慢性の経過をたどり,しかも無症状で経過するのはまれと思われる.今回筆者らは,腹腔鏡下に摘出した2年間以上無症状で経過した十二指腸異物穿孔例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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