発行日 2001年3月20日
Published Date 2001/3/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.2001189766
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胃癌とは胃粘膜上皮に生じる腺癌であり,我が国では悪性腫瘍の中で罹患率が最も高い.しかし,早期診断能及び治療技術の向上により,死亡率は年々低下している.内視鏡的あるいは外科的な病巣の完全切除のみが,胃癌を治す唯一の方法である.化学療法は,切除不能進行胃癌や再発癌に対し,生存期間の延長,症状の改善を目的に行われる.胃癌看護のポイントは,術後の食事法や胃切除後症候群に関する知識をもち,患者に対し適切な対処法を指導することである
©Nankodo Co., Ltd., 2001