発行日 2000年9月20日
Published Date 2000/9/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.2001066792
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肺がんには小細胞がんと非小細胞がんがあり,各々予後や治療法が異なる.非小細胞がんでは臨床病期によって治療法が異なり,I,II期及びIII期の一部では手術が第一選択となる.手術非適応例では,化学療法,放射線療法或いは緩和ケアなどが選択される.小細胞がんは化学療法を中心とした集学的治療が行われる.肺がんの看護のポイントとしては,1)疾患に対する不安の除去と検査の円滑な実施への援助,2)禁煙など日常生活指導,3)検査結果についての説明への配慮,4)手術・化学療法・放射線療法を受ける際の援助,5)症状増悪時・末期の精神的支援と安楽への援助,があげられる
©Nankodo Co., Ltd., 2000