感染症対策update-ひろげない,ふやさない,もらわない 病原体をもらわないための方策
医療従事者に必要なワクチンと職業曝露後の対応
古庄 憲浩
1
,
村田 昌之
,
豊田 一弘
,
西尾 壽乘
,
下野 信行
1九州大学病院
キーワード:
インフルエンザワクチン
,
保健医療従事者
,
院内感染
,
職業性曝露
,
風疹ワクチン
,
麻疹ワクチン
,
予防接種
,
ムンプスワクチン
,
B型肝炎ワクチン
,
感染予防管理
,
診療ガイドライン
,
水痘ワクチン
,
労働衛生サービス
Keyword:
Cross Infection
,
Health Personnel
,
Influenza Vaccines
,
Measles Vaccine
,
Occupational Health Services
,
Mumps Vaccine
,
Rubella Vaccine
,
Vaccination
,
Infection Control
,
Occupational Exposure
,
Hepatitis B Vaccines
,
Practice Guidelines as Topic
,
Chickenpox Vaccine
pp.919-923
発行日 2016年11月1日
Published Date 2016/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017009432
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手洗いや個室管理・集団隔離などの標準予防策とともに,医療従事者に対するワクチン接種は院内感染予防の基本必須事項である.医療従事者は,感染リスクの低下と院内感染予防のため,B型肝炎,インフルエンザウイルス,麻疹,風疹,水痘,流行性耳下腺炎のワクチンによる予防接種が推奨される.各感染症の特徴をよく理解して,有意な抗体価の獲得を目指す.
©Nankodo Co., Ltd., 2016