感染症Basicレクチャー 明日からの診療に使えるエッセンス(第5回)
βラクタム薬 セフェム系とカルバペネム系 βラクタム薬の大枠を把握する
上原 由紀
1
1順天堂大学 大学院医学研究科感染制御科学
キーワード:
Carbapenems
,
Cefazolin
,
Cefotaxime
,
Cefotiam
,
Ceftriaxone
,
Cephalosporins
,
細菌感染症
,
Cefepime
Keyword:
Ceftriaxone
,
Cefotaxime
,
Cefazolin
,
Cephalosporins
,
Bacterial Infections
,
Carbapenems
,
Cefotiam
,
Cefepime
pp.823-826
発行日 2016年10月1日
Published Date 2016/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016410209
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ペニシリン系との大きな違いはEnterococcus spp.(腸球菌)には無効なことである.セフェム系は第一から第四世代まで1薬剤ずつ,そして第二世代と第三世代の変わり者を把握する.カルバペネム系はきわめて広い抗菌スペクトラムをもつが,乱用して思考停止に陥らないようにする.
©Nankodo Co., Ltd., 2016