内科医がおさえておくべきパーキンソン病診療のポイント 代表的なパーキンソン病類縁疾患
特発性正常圧水頭症
宮嶋 雅一
1
,
秋葉 ちひろ
,
中島 円
,
新井 一
1順天堂大学 大学院医学研究科脳神経外科
キーワード:
核上性麻痺-進行性
,
鑑別診断
,
脳脊髄液シャント
,
水頭症-正常圧
,
Parkinson病
,
Lewy小体病
Keyword:
Cerebrospinal Fluid Shunts
,
Diagnosis, Differential
,
Hydrocephalus, Normal Pressure
,
Parkinson Disease
,
Supranuclear Palsy, Progressive
,
Lewy Body Disease
pp.229-233
発行日 2016年8月1日
Published Date 2016/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016309841
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
特発性正常圧水頭症(iNPH)は,歩行障害,認知障害,排尿障害を呈する症候群であり,髄液シャント術によって症状改善が得られる病態である.しかし,ときに認知症を伴うパーキンソン病,レビー小体型認知症(DLB)や進行性核上性麻痺(PSP)との鑑別が難しいことがある.
©Nankodo Co., Ltd., 2016