慢性腎臓病(CKD)診療を極める
心腎連関の最新の知見
常喜 信彦
1
,
堀江 茉莉
1東邦大学医療センター大橋病院 腎臓内科
キーワード:
冠動脈疾患
,
血管内皮
,
動脈硬化症-アテローム性
,
細動脈硬化症
,
慢性腎臓病
,
心腎症候群
,
血管石灰化
,
患者重症度
Keyword:
Coronary Disease
,
Endothelium, Vascular
,
Arteriolosclerosis
,
Atherosclerosis
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Vascular Calcification
,
Patient Acuity
,
Cardio-Renal Syndrome
pp.107-110
発行日 2016年7月1日
Published Date 2016/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016259152
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CKDの概念は,末期腎臓病へいたるリスクを評価する目的ももちろんあるが,そのステージが上がるごとに心血管疾患発症のリスクが高まる体内環境になっていることを意味している.しかしながら,GFRが低下することによってなぜ心血管イベントが増加していくのか,明確なメカニズムは明らかにされていない.
©Nankodo Co., Ltd., 2016