変わりゆくリンパ腫の診断と治療-一般外来での初発症状から最新治療まで
リンパ腫に対するキメラ抗原受容体(CAR)を用いた遺伝子改変T細胞療法
大嶺 謙
1
1自治医科大学 内科学講座血液学部門
キーワード:
腫瘍崩壊症候群
,
T細胞抗原受容体
,
神経症状
,
低血圧
,
発熱
,
養子免疫療法
,
臨床試験
,
B細胞
,
T細胞
,
リンパ球減少症
,
リンパ腫
,
組換え融合タンパク質
,
高サイトカイン血症
,
CTL019キメラ抗原受容体
Keyword:
B-Lymphocytes
,
Clinical Trials as Topic
,
Fever
,
Hypotension
,
Lymphoma
,
Lymphopenia
,
Neurologic Manifestations
,
Receptors, Antigen, T-Cell
,
Recombinant Fusion Proteins
,
T-Lymphocytes
,
Tumor Lysis Syndrome
,
Immunotherapy, Adoptive
,
CTL019 Chimeric Antigen Receptor
pp.1369-1373
発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016244786
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体外で遺伝子改変したT細胞を用いた遺伝子治療が,新たな免疫細胞療法として注目されている.難治性急性リンパ芽球性白血病に対する劇的な臨床効果により脚光を浴びたCD19特異的キメラ抗原受容体療法の悪性リンパ腫に対する臨床効果を示した報告がなされている.重篤な有害事象も報告されており,十分な対策のもとに治療が遂行されることが必要である.
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