一般内科外来でみる出血傾向 「ぶつけてないのにアザ!」にあわてない 血栓・止血関係の臨床検査
血算,末梢血液像,骨髄検査から何がわかるか?
尾崎 由基男
1
1山梨大学 医学部臨床検査医学
キーワード:
血小板計数
,
血小板減少症
,
血小板増加症
,
骨髄検査
,
出血性疾患
,
血液像
Keyword:
Bone Marrow Examination
,
Hemorrhagic Disorders
,
Platelet Count
,
Thrombocytopenia
,
Thrombocytosis
pp.199-202
発行日 2014年8月1日
Published Date 2014/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014279901
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血小板数減少の場合,まず再検をする.EDTA惹起性血小板減少症を常に念頭に置く.血小板減少症では,末梢血塗抹標本をみる.特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は除外診断である.血小板数が増加していても,出血傾向を認めることがある.
©Nankodo Co., Ltd., 2014