COPD治療の新時代 21世紀の「社会的」生活習慣病 COPDトピックス
「健康日本21(第2次)」においてCOPDが主要取り組み疾患となった理由
工藤 翔二
1
1結核予防会複十字病院
キーワード:
健康増進
,
認知
,
保健医療政策
,
厚生労働省
,
知識
,
肺疾患-慢性閉塞性
Keyword:
Cognition
,
Health Policy
,
Health Promotion
,
Knowledge
,
Pulmonary Disease, Chronic Obstructive
pp.235-239
発行日 2014年2月1日
Published Date 2014/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014069708
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「健康日本21(第2次)」が2013年度より開始された.COPD(慢性閉塞性肺疾患)が,がん,循環器疾患,糖尿病と並び,対策を必要とする主要な生活習慣病とされた.「COPDの知識の普及」が課題となった.COPDの「認知率」の現状値が25%とされ,10年後の目標値として80%が定められた.このことは,COPDの予防と早期診断治療への重要な転換点といえる.
©Nankodo Co., Ltd., 2014