最後までよい人生を支えるには 多死時代の終末期医療 在宅での終末期を支えるには
在宅医として
鈴木 央
1
1鈴木内科医院
キーワード:
意思決定
,
プライマリケア医
,
腫瘍
,
ターミナルケア
,
チーム医療
,
在宅医療
,
外来診療
Keyword:
Ambulatory Care
,
Decision Making
,
Neoplasms
,
Patient Care Team
,
Terminal Care
,
Physicians, Primary Care
pp.1266-1270
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014056506
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在宅での終末期医療は,条件が整えば,病院死より満足度,納得度が高いものが多い.在宅での終末期医療の優位性は,患者のスピリチュアリティを支えることにある.在宅での終末期医療では,かかりつけ医の継続性が大きな意味をもつ.在宅死が可能になる要因としては,本人家族の意思決定が最も重要である.本人や家族への意思決定は支援を行いながら,繰り返し行うことがポイントである.かかりつけ医が,かかりつけ患者を在宅で看取ることは,大きな「意味」がある.
©Nankodo Co., Ltd., 2013