気管支喘息包囲網-喘息死ゼロへ向けた最後の10年へ
気管支喘息治療中の問題となる点と対策 発作時の救急対応のポイント
安場 広高
1
1三菱京都病院 呼吸器・アレルギー内科
キーワード:
Steroids
,
Theophylline
,
Adrenergic Beta-Agonists
,
病院救急医療サービス
,
喘息
,
多剤併用療法
,
吸入投与
,
重症度指標
,
Leukotriene Antagonists
,
静脈内注入
Keyword:
Administration, Inhalation
,
Adrenergic beta-Agonists
,
Asthma
,
Emergency Service, Hospital
,
Drug Therapy, Combination
,
Infusions, Intravenous
,
Steroids
,
Theophylline
,
Severity of Illness Index
,
Leukotriene Antagonists
pp.435-438
発行日 2011年9月1日
Published Date 2011/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011320541
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●『喘息予防・管理ガイドライン2009』に則って、発作の重症度を見極め、重症度に応じた治療を開始する。●基本は、β2刺激薬を早急に十分量投与し、全身ステロイドを追加する。●X線撮影で肺炎や気胸などの合併症の発見を急ぐ必要がある。●外来で対処できるのは小発作か一部の中発作までであり、1~2時間で改善がなければ専門施設での入院が必要である。●外来で対処する場合でも吸入ステロイドを処方しておくことが望ましい。
©Nankodo Co., Ltd., 2011