変わりゆくパーキンソン病診療 早期診断から進行期患者の治療まで
パーキンソン病を治療する 抗パーキンソン病薬の導入時期
藤本 健一
1
1自治医科大学 内科学講座神経内科学部門
キーワード:
抗Parkinson病剤
,
Parkinson病
,
神経保護物質
,
診療ガイドライン
,
治療成績
,
費用と費用分析
,
対症療法
Keyword:
Antiparkinson Agents
,
Costs and Cost Analysis
,
Parkinson Disease
,
Treatment Outcome
,
Practice Guidelines as Topic
,
Neuroprotective Agents
pp.817-820
発行日 2011年5月1日
Published Date 2011/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011189955
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●治療薬の導入時期は症例ごとに、おのおのの事情を勘案して決める必要がある。●現在の治療薬は基本的に対症療法薬で、神経保護作用が確実に証明された薬はない。●治療薬の開始時期を遅らせることによって、長期予後が改善することはない。●早期に治療開始したときこそ、診断を再確認する努力を怠ってはならない。
©Nankodo Co., Ltd., 2011