変わりゆくパーキンソン病診療 早期診断から進行期患者の治療まで
パーキンソン病を治療する 抗パーキンソン病薬の種類と使い方、注意すべき副作用
岡本 智子
1
,
村田 美穂
1国立精神・神経医療研究センター病院 神経内科
キーワード:
Droxidopa
,
Levodopa
,
Monoamine Oxidase Inhibitors
,
Cholinergic Antagonists
,
抗Parkinson病剤
,
Parkinson病
,
分類
,
Dopamine Agonists
,
Entacapone
,
Zonisamide
Keyword:
Antiparkinson Agents
,
Classification
,
Levodopa
,
Monoamine Oxidase Inhibitors
,
Parkinson Disease
,
Droxidopa
,
Cholinergic Antagonists
,
Dopamine Agonists
,
Zonisamide
,
Entacapone
pp.813-816
発行日 2011年5月1日
Published Date 2011/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011189954
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・パーキンソン病の治療薬にはさまざまな種類があり、L-dopa製剤、ドパミン受容体アゴニストを中心に、それぞれの薬剤の特徴や投与適応患者をよく理解して加療する。・進行期パーキンソン病患者では、wearing-off現象などの日内変動やジスキネジアといった運動合併症が出現することが多く、患者の状態を十分把握することが重要であり、多剤併用による薬剤コントロールが必要になる場合が多い。・すべての薬剤には共通して幻覚・妄想、眠気といった副作用があり、使用上の注意点に十分留意し、長期にわたり適切に使用することで患者のQOLの維持に努める。
©Nankodo Co., Ltd., 2011