診療controversy medical decision makingのために 多発性硬化症のインターフェロン導入時期
多発性硬化症に移行してから導入
田中 正美
1
,
本山 りえ
,
中野 仁
1国立病院機構宇多野病院 MSセンター
キーワード:
MRI
,
多発性硬化症
,
筋肉内注射
,
皮下注射
,
ランダム化比較試験
,
Interferon Beta-1a
,
Interferon Beta-1b
Keyword:
Interferon beta-1a
,
Interferon beta-1b
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Injections, Intramuscular
,
Injections, Subcutaneous
,
Multiple Sclerosis
,
Randomized Controlled Trials as Topic
pp.150-153
発行日 2011年1月1日
Published Date 2011/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011078938
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Clinically isolated syndrome(CIS)は脱髄病変によると思われる症状が最初に視神経、大脳、脳幹、脊髄に出現する病態をいい、この時期に治療をはじめれば機能的予後の改善が期待される。すでに欧米の治験で多発性硬化症(MS)への進展抑制が証明されている。しかし、MSへ進展するのはCISの一部にすぎない。CISの時点で治療を開始することの問題点を整理した。
©Nankodo Co., Ltd., 2011