発行日 2009年11月1日
Published Date 2009/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2010021288
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予防できる感染症は予防接種で予防することが基本である。本稿では、小児が接種すべき予防接種の種類とその意義・方法・有用性について述べる。主たる予防接種の対象は、BCG、ポリオ、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)、麻疹、風疹、ムンプス、水痘、インフルエンザである。接種方法、接種してはいけない状態を見極める。診療医は、問診・診察時、接種時、接種後の注意事項、とくにアナフィラキシーへの対応を知っておくべきである。インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンなどの新しい予防接種も紹介する。
©Nankodo Co., Ltd., 2009