脂質異常症 基本を踏まえた実践
こんな脂質異常にはどうすべきか? 高トリグリセライド血症
大久保 実
1
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院 内分泌代謝科
キーワード:
Chylomicrons
,
高リポタンパク質血症I型
,
VLDL Lipoproteins
,
危険因子
,
高トリグリセライド血症
,
食事療法
,
鑑別診断
,
ライフスタイル
,
糖尿病
,
心筋虚血
,
SNPs
,
遺伝的素因(疾患)
,
メタボリックシンドローム
,
Apolipoprotein C-II
,
Apolipoprotein A-V
Keyword:
Apolipoprotein A-V
,
Diagnosis, Differential
,
Chylomicrons
,
Diabetes Mellitus
,
Diet Therapy
,
Life Style
,
Hyperlipoproteinemia Type I
,
Lipoproteins, VLDL
,
Risk Factors
,
Hypertriglyceridemia
,
Myocardial Ischemia
,
Polymorphism, Single Nucleotide
,
Genetic Predisposition to Disease
,
Metabolic Syndrome
,
Apolipoprotein C-II
pp.58-63
発行日 2009年1月1日
Published Date 2009/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2009072539
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
血清トリグリセライド(TG)値は、生活習慣と遺伝素因の両面から影響を受ける。TG値は食事内容に大きく左右され、食後には必ず上昇する。一方、同じ食事でもTG値の個人差は大きい。本稿では、高TG血症に対するアプローチと、原発性高TG血症の遺伝素因についての最近の知見について解説する。また、「非空腹時TG値」が虚血性心疾患の独立した危険因子であるとする最近の報告についても紹介する。
©Nankodo Co., Ltd., 2009