急性腎不全 AKIシラバス
AKIの診断についてのトピック AKI診断の新たな指標、今後の展開
市村 隆治
1
,
増田 智先
1米国
キーワード:
Acetylglucosaminidase
,
生物学的マーカー
,
Creatinine
,
感度と特異度
,
急性腎障害
,
血中尿素窒素
,
Fatty Acid-Binding Proteins
,
Lipocalin-2
,
A型肝炎ウイルス受容体1
Keyword:
Lipocalin-2
,
Acetylglucosaminidase
,
Hepatitis A Virus Cellular Receptor 1
,
Blood Urea Nitrogen
,
Creatinine
,
Sensitivity and Specificity
,
Biomarkers
,
Fatty Acid-Binding Proteins
,
Acute Kidney Injury
pp.64-68
発行日 2008年7月1日
Published Date 2008/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008258128
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既存の腎機能マーカーをAKIの指標として用いるには限界があり、より迅速性、正確性および特異性を兼ね備えた新しいバイオマーカーの開発と臨床応用が望まれている。新規AKI尿中バイオマーカーの開発、評価が現在進められており、有望な候補分子の同定もなされている。既存の腎機能マーカーにこれらの新規尿中バイオマーカーを併用することによって、バイオマーカーそれぞれの特異性と、感度や精度の強化に加え、さらに新薬開発領域における前臨床試験への応用も期待される。
©Nankodo Co., Ltd., 2008